食品の配送、移動販売、イベント出店、医療品の輸送。お客様の「信頼」と「安全」が問われるビジネスの現場では、「確実な温度管理」が事業の生命線となります。
「業務用保冷ボックスって、どれを選べば本当に業務効率が上がるんだろう?」
「厳格な温度管理が必要だけど、コストは抑えたい…」
「配送の『2024年問題』に対応できる、効率的な選択肢はないか?」
そんなお悩みをお持ちの事業者様へ。この記事では、プロの現場で求められる「確実な温度維持性能」「過酷な使用環境に耐えうる耐久性」「物流課題解決への貢献」に焦点を当てて、事業者様の利益と信頼を守るための具体的な製品をご紹介いたします。
1.業務用保冷ボックスに求められる「3つの絶対条件」
プロの現場では、家庭用とは比較にならないほど高いレベルの基準が求められます。サンヨウキが考える、業務用保冷ボックスに欠かせない3つの条件とは何でしょうか。
絶対条件1:厳格な温度維持性能
食品の鮮度保持、医薬品の品質維持、HACCPなどの衛生管理基準順守には、指定された温度帯を長時間、確実に保つことが不可欠です。わずかな温度逸脱が、品質劣化や食品ロス、さらには信頼失墜に直結します。
弊社の蓄冷剤(保冷剤)は、「狙った温度帯を長時間維持する」ことに特化していますが、その性能は保冷ボックスとの組み合わせによって最大限に発揮されます。0℃帯、-16℃帯など、内容物や輸送時間に応じた最適な温度管理を、ボックスと蓄冷剤の相乗効果で実現します。
絶対条件2:過酷な使用に耐える耐久性・実用性
頻繁な出し入れ、積み重ね、屋外での使用など、業務現場は常に過酷です。安価な保冷ボックスではすぐに破損し、買い替えコストや業務中断のリスクが発生します。また、現場での使いやすさも効率に直結します。
サンヨウキの業務用保冷ボックスは、高耐久性の素材と構造で日々の使用に耐える設計。さらにすべて折りたたみ可能なため、使用しない時の保管スペースを大幅に削減し、配送車両の積載効率向上にも貢献します。
絶対条件3:物流効率とコスト削減への貢献
輸送コストの高騰、ドライバー不足といった「2024年問題」に代表される物流課題は、多くの事業者様にとって深刻です。保冷ボックスの選択が、輸送効率、人件費、燃料費、そして食品ロス削減に大きく影響します。
軽量・高保冷力のサンヨウキ製品は、輸送時の燃料費削減や、ドライバーの負担軽減に貢献。折りたたみ機能による積載効率アップは、車両台数削減や空車回送時のコスト削減にも繋がります。
2.課題解決!サンヨウキ業務用保冷ソリューション
ここでは、事業者様の具体的な課題を解決する、サンヨウキの業務用保冷ボックスと蓄冷剤の組み合わせをご紹介します。
従来の樹脂製ハードタイプに匹敵する極めて高い保冷力と耐久性を誇ります。数日間の長距離輸送や、医薬品、高度な鮮度管理が求められる生鮮品に最適です。
大容量タイプも豊富で、外部からの衝撃にも強く、過酷な物流環境でも中身をしっかり保護。そしてもちろん、使用しない時はコンパクトに折りたためるため、保管場所や返送コストの削減にも貢献します。
食品配送・移動販売・ケータリングに!
➡ CGBOX75L(折りたたみ高機能タイプ)
軽量ながら優れた保冷力を持ち、スーパーの買い物かごがそのまま収まるなど、現場での使いやすさを追求。
別売りの専用コンテナと組み合わせれば、複数個を積み重ねて安定して運搬・保管が可能。デリバリーやイベント会場への搬入、一時保管時にも非常に便利です。
折りたたみ機能により、配送車両の積載効率を上げ、空車での返送時もコンパクトに収納でき、物流コスト削減に貢献します。
屋外イベント・飲食店に!ビール樽用保冷ソリューション
屋外イベントや店舗で、ビール樽をカプラーを繋いだまま最適な温度で一時保管したい。冷蔵設備がない場所での飲料を保冷したい。といった企業様はこちらがおすすめです。
解決策1: ➡ ビール樽用Zパック 290L
クラフトビールメーカー様からのご要望に応え、背が高いビール樽でもカプラーを繋いだまま保管できる専用設計のZパックです。約290Lの大容量ながら発泡PS30mm厚の断熱材で、屋外イベントなど冷蔵設備がない場所での一時保管庫として活躍します。
軽量で折りたたみ可能(約100mm厚に圧縮)なため、保管場所を取りません。耐久性のあるアルミ蒸着シート製で、破損時の修理も可能。左右に把手、底面はPVCシートで補強され、重い内容物でも移動・運搬が容易です。冷蔵・冷凍に対応。
解決策2: ➡ クレート用保冷ボックス 天面正面開閉タイプ
お使いのプラスチック製クレート(牛乳パック12本用クレートが4×2段で8ケース収容可能)にぴったりフィットする約230Lのこのボックスは、ビール樽の一時保管にも対応可能です。
天面と正面が開閉する「天面正面開閉タイプ」なので、棚に置いた状態や、車両の奥に積んだ状態でも前面から内容物へアクセスが容易です。これにより、特にデリバリーや飲食店、イベント会場での素早い出し入れに貢献します。
約1.5kgと非常に軽量ながら、耐久性の高いPPクロスシート外装と断熱材を採用。Zパックなどの高保冷タイプと比べて短時間の温度維持に最適ですが、手軽に保冷機能を付加でき、多頻度・小ロット配送や飲食店・デリバリーの現場で活躍します。左右に把手、底面補強付きで、内容物が重くても安心して移動できます。
軽ワゴンでの効率的なコールド配送に!
➡ 軽ワゴン用保冷ボックス
軽ワゴン車での配送時、車両空間を最大限に活用しつつ、確実な保冷・保温を行いたい。冷蔵・冷凍車を導入する費用を抑えたい。といったお客様はこちらがおすすめです。
その名の通り「軽ワゴンの荷室に設置することができる」特大保冷ボックスです。ハイゼットカーゴやエブリイなど軽ワゴン車の荷室サイズに合わせて設計されているため、ムダなスペースなく荷室空間を有効活用できます。車両に積み込むだけで、手軽に冷蔵車・冷凍車としての運用が可能になります。
他にはない超大容量の約800Lながら、重量は約14kgとサイズの割に超軽量。さらに折りたたむことで高さを約1/4にすることができ、保管時や帰り荷の圧縮も可能です。冷凍・冷蔵・保温のすべてに対応し、宅配弁当や青果物、食品輸送の温度管理に最適。「蓄冷剤ネット」を好きなところに好きな数だけ取り付けられるため、保冷効果をさらにアップさせることもできます。上下どちらも開閉可能な2枚折れ仕様で、利便性も抜群です。
多頻度配送・小ロット輸送に!
➡ Zパック各種
Zパックシリーズは、30mm厚XPS断熱材による確かな保冷力と軽量性が強み。個別の置き配サービスや、弁当・惣菜の配送、少量ながら厳格な温度管理が必要な商品の輸送に最適です。冷凍・冷蔵・チルドなど、温度帯ごとにボックスを分けて運用することで、無駄な開閉を減らし、各商品の最適な温度維持を効率的に行えます。
幅広いサイズ展開があり、必要に応じて最適な容量を選択可能。もちろん折りたたみ可能で、配送ルートに合わせて効率的に運用できます。オリジナルデザインでのボックス作成も可能なため、ブランドイメージ向上にも繋がります。
業務用保冷ボックスで実現する未来
「2024年問題」への対応を支援
折りたたみ機能による積載効率向上は、トラック台数の削減や、ドライバーの積載・荷降ろし時間の短縮に貢献します。ドライバー不足や輸送コスト高騰といった物流課題の解決に一役買い、効率的な配送体制の構築をサポートします。
食品ロス削減と品質向上による信頼獲得
確実な温度管理で、輸送中の品質劣化を最小限に抑え、食品ロス削減に貢献します。お客様へ常に高品質な商品をお届けすることで、顧客満足度とブランドイメージの向上に繋がり、市場での信頼を揺るぎないものにします。
持続可能なビジネスをサポート
繰り返し使える高耐久性、そして折りたたみによる省スペース化は、環境負荷軽減にも貢献します。SDGsへの取り組みを強化したい事業者様にとって、サンヨウキの保冷ボックスは強力なツールとなり得ます。
まとめ
確実な温度管理は、お客様への安心と信頼を届けるプロの証です。
「もっと効率的に商品を運びたい…」
「輸送中の品質劣化を徹底的に防ぎたい…」
「保管スペースを削減したいけど、保冷力は譲れない…」
そんなお悩みをお持ちのお客様がいましたら、ぜひ一度ご相談いただけますと幸いです。
サンヨウキでは、事業者様の多様なニーズに応えるため、製品のカスタマイズや蓄冷剤の最適算出など、温度管理に関するあらゆる面でトータルサポートを提供しております。「どんな商品に使いたいか」「どのくらいの時間保冷したいか」「現状の課題」など、どんな些細なことでも構いませんので、ぜひお気軽にご相談ください。