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三洋の保冷・保温ボックス

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サンヨウキ通信

【ご遺体安置】大型保冷ボックス「o-ya-su-mi」のご紹介

 弊社は長年、様々な業界に向けて保冷ボックスの製造・販売をしてきました。

それらで得た庫内温度を一定に保つ知見をもとに、今回、ご遺体安置用保冷ボックス「o-ya-su-mi」を開発いたしました。

開発の経緯

 超高齢化社会となり、総人口に占める高齢者の割合が日本では3割弱となっています。

生活環境や医療技術の進歩など、寿命が延びるというのは大変すばらしいことですが、高齢者が増える=死亡者も増えるということを意味してきます。

厚生労働省が発表する人口動態統計によると、2005年には約100万人だった年間の死亡者数が、現在約136万人となっておりピークと推定される2040年には年間160万人以上の方が亡くなる見込みとなっています。

現状でも都市部など火葬場の稼働率が高い地域では、希望する時間の予約をするために火葬待ちが発生しており、葬儀まで1週間以上待たされてしまう事態が頻繁に発生しているとのことです。

各自治体では火葬場不足を解消するために、様々な取り組みをされているそうですが、近隣住民の反対があったり、回転率を上げることに対する是非など、なかなか進まないのが現状となっています。

 

 一般に葬儀まで遺体を保存する方法と言えば、ドライアイスが主流です。

国内ではドライアイスの原料となる炭酸ガス源である化学プラントが老朽化により閉鎖され、ドライアイスの国内調達が難しくなってきています。

需要に対して足りない分は、韓国からの輸入などに頼っている状況ですが、輸送コストや輸送中に溶けて減ってしまうためロスも大きく、その分コストアップとなり、供給も不安定になっています。

葬儀待ち期間が長ければ長いほど、ドライアイスを使う量が増えるため、金銭的負担や調達・追加補充作業の手間が増えていってしまいます。

そんな状況を受け、開発されたのが弊社のご遺体安置用保冷ボックス「o-ya-su-mi」です。

 

製品の特徴

 ご遺体安置用保冷ボックス「o-ya-su-mi」は、本体の大型保冷ボックスに冷却ユニットを取付てご使用いただきます。

■本体ボックスは大型ですが折畳が出来、輸送時や保管時はコンパクトに収納可能

■本体ボックスを組み立てて、冷却ユニットを本体ボックスの設置し、電源をコンセントに差し込んでいただければ準備完了。

■電源があれば場所を選ばず設置でき庫内温度を0℃~2℃の間で長期間維持可能。(100時間以上、連続運転可能)

■ドライアイスと違い超低温にならないため、ご遺体を傷つけることなく環境にも優しい。

 

製品サイズ

ボックス外寸:W2090×D690×H665㎜

ボックス内寸:W2000×D600×H575㎜

折畳時外寸:W2090×D600×H240㎜

本体ボックス重量:18.5㎏

冷却ユニット重量:6.2㎏

 

ドライアイス使用時とのコスト比較

■ドライアイスコスト

 10㎏/日=5,000円 ×30日として➡150,000円/月

※ドライアイス1㎏=500円として換算

■冷却ユニットコスト

 24時間運転させたとして、約100円/日 ×30日として➡3,000円/月

 差額150,000-3,000=147,000円/月

初期導入費用はかかりますが、ランニングコストの差額で早期にペイできるのではないでしょうか。

 

場所を選ばず、ご遺体にも環境にも優しい本製品をご検討いただけますと幸いです。

まずはお気軽にお問合せください!

 

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