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サンヨウキ通信

【小型Zパックで効率UP!】配送先別Zパック活用で冷気を守り時間短縮

日頃よりZパックにご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。おかげさまで、Zパックの150L、240L、300Lサイズは現在、多数のお問い合わせにより一時的に品切れとなっております。お客様にはご不便をおかけし、深くお詫び申し上げます。

そこで今回は、現在も提供可能な75L・90LのZパックに焦点を当て、小型サイズだからこそ実現できる効率的な活用術をご紹介いたします。




 

小さなZパックに秘められた3つの大きな利点

メリット①荷物の「分散」で負担軽減

Zパックは、中の商品をしっかり冷やすために、非常に頑丈な素材(ハードタイプ)で作られています。この丈夫さゆえに、布製の保冷バッグ(ソフトタイプ)と比べると、どうしても本体の重さがあります。さらに、一つの大きな箱にたくさんの商品を入れると、その重さはさらに増し、運ぶ人にとっては大きな負担になりかねません。

そこで提案したいのが、「分割して使う」という賢い方法です。例えば、大きいZパックにまとめていた荷物を、あえて2つの小さいZパックに分けて入れてみましょう

こうすることで、一つあたりの箱の重さが軽くなり、運搬時の身体的負担が大幅に軽減されます。また、軽くなることで、トラックからの積み下ろしや、倉庫での商品の出し入れが格段にスムーズになります。

さらに、Zパックは使用しない時にはコンパクトに折りたたむことが可能です。限られた倉庫スペースを有効活用できるため、非常に大きなメリットとなります。運搬時の負担軽減と省スペース化、まさに一石二鳥の解決策と言えるでしょう。

メリット②より精密な温度管理を実現

保冷ボックスの性能を語る上で重要なのが、「表面積」です。箱の表面積が広ければ広いほど、外部の熱が内部に伝わりやすくなり、結果として中の温度を一定に保つのが難しくなります。

この点において、小さいZパックは大きな強みを発揮します。ボックスのサイズが小さいほど表面積も狭くなるため、外部からの熱の侵入を最小限に抑えることができます。これにより、中の温度をより正確に、そして長時間安定して保つことが可能になるのです。

例えば、普段大型のZパックを使っている場合でも、少量だけ特定の温度で管理したいデリケートな商品がある場合などに、小型Zパックは非常に有効です。必要な容量に合わせた最適なサイズの保冷ボックスを選ぶことで、商品の品質を高いレベルで維持し、無駄なエネルギー消費も抑えることができます。

メリット③75Lに搭載された「段積み用マジックテープ」

Zパックの75Lサイズには、物流現場の効率を劇的に向上させるための特別な機能、「段積み用マジックテープ」が備わっています。

このマジックテープは、ボックスの左右にあるフタのような部分(フラップ)に付いており、ボックスを積み重ねる際に、上下のボックス同士をしっかりと連結させることができます。

しっかりと固定されるため、高く積み重ねても荷崩れする心配がありません。これにより、安全かつ安定した状態で複数のボックスを一度に運ぶことが可能になります。

この75Lボックスは、実際にスーパーに商品などを届けている生協(生活協同組合)様で数多く利用されており、その実用性が高く評価されています。キャスター付きの台車(ドーリー)に75LのZパックを3段重ねて運ぶことで、一度に運べる荷物の量を増やし、作業効率を大幅に向上させることができます。
特にスーパーやドラッグストアのバックヤードのようにスペースが限られている場所では、このコンパクトさと運搬のしやすさが、スムーズな作業を可能にし、現場の負担を軽減してくれるでしょう。

 

▼「ハードタイプ保冷ボックス」保冷ボックス徹底活用ガイド

https://cool-box.jp/news/158

 

Zパック小サイズで実現する、スマートな「配送戦略」

もし複数の異なる場所へ商品を配送する業務を行っている場合、大きいZパック一つだとそれぞれの配送先でフタを何度も開け閉めしなければなりません。この開閉のたびに大切な冷気が外に漏れてしまい、中の温度が不安定になってしまうリスクがあります。

そこで、ぜひ試してほしいのが、「配送先ごとにZパックを用意する」という応用テクニックです。

例えば、A社用、B社用、C社用と、それぞれの配送先ごとに小さいZパックを準備しておきます。こうすることで、配送先に到着したら、その場所用のZパックを渡すだけでOK。フタの開閉回数が劇的に減るため、中の温度を安定して保つことができるだけでなく、商品を探したり出し入れする手間が省け、配送作業全体の時短にも繋がります

~Zパックの保冷力を最大限に引き出す蓄冷剤~

Zパックの素晴らしい保冷効果を最大限に引き出すためには、蓄冷剤の併用が不可欠です。これを使わない手はありません。

私たちは、ただ冷やすだけでなく、0℃以下の氷点下を正確に維持できる、プロ仕様の高性能な蓄冷剤もご用意しています。

この蓄冷剤は、皆さんが「この温度を保ちたい!」というニーズに合わせて、0℃、-10℃、-18℃の3種類の温度帯を選べるようになっています。冷蔵品なのか、冷凍品なのか、あるいは特定の温度管理が必要な製品なのかに応じて、最適な蓄冷剤を選ぶことができるのです。

「うちの会社にはどのZパックと蓄冷剤が一番合うんだろう?」と迷った時は、どうぞお気軽にご相談ください。

皆さんの具体的な運用状況に合わせて、必要なZパックの種類や、最適な蓄冷剤の量を専門のスタッフが一緒に考えて、具体的な提案をさせていただきます。商品の品質を最高の状態で保つために、ぜひご活用ください!


▼保冷剤の賢い選び方と活用術
https://cool-box.jp/news/159


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